足には手と同じくらいの汗腺があります。さて、毎日、手と同じ頻度で足を洗っていますか？多くの場合、答えはNOでしょう。足は靴の中に朝から晩まで押し込められています。時には安価で蒸れやすい素材で出来た檻の中に。このような湿気の溜まりやすい状況は真菌や皮膚病にとって理想的な状態です。
最も簡単で基本的な対処法は足浴（フットバス）です。ほんの2、3分でも清潔さを保ち血行をよくします。温度は35度～40度の間、フットバスソルトを少々入れるとより効果的です。 足を洗う時は弱アルカリ性の石鹸を使用し、酸性の肌を荒らさないようにしましょう。
つぎに、足全体をマッサージしてあげましょう。つま先から上に円を描くようにゆっくりとマッサージしましょう。これだけでも数時間心地よい足の状態を保てるでしょう。
週に一度は角質を落とす器具（軽石やファイル）などで硬くなった部分を取り除きましょう。やりすぎると肌に良くないのでほどほどの力加減で行ってください。 爪を切るとき、決して丸く切らないでください。まずはまっすぐに切り落とし、それから角を少し落としましょう。角を落としすぎると巻き爪になるリスクが高まります。